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AIの革命⑤~『SLFollowers』体験記録~

いよいよ、“赤鷲作戦”が開始―――

(ビキキキキッ…カキーン!!!)

ドヴァキン男さんはやはり漢らしいダイナミックな戦い方!ストームコールの嵐で敵に全体攻撃を仕掛けます。戦闘中は咆哮系のシャウトを敵にバンバン放ちつつ、真正面から盾と剣のパワーアタックで、勢いよくぶつかり合う戦闘スタイルを好むようです。

 

一方、ドヴァキン女さんは、男さんに比べて魔法を使う頻度が高いようです。基本的には片手剣と炎・冷気・雷撃の三属性の魔法を織り交ぜながら、強力なシャウトを繰り出す戦闘スタイルでした。

 

彼女のカスタムAIの能力が抜群に素晴らしい!!ヒーラーとして動いてくれる時もあれば、普通のNPCが使うことのできない種類のシャウトを複数使いこなすこともできる…。さらには、時々『二刀流+激しき力+二連疾風』を発動し、圧倒的な速さで敵をメッタ斬りにしてしまいます。なんという隙の無さ!!ちなみに、ドヴァキン男さんも“盾を使用する戦士”には珍しく、二刀流になることがある様子でした!(…一体、どうやったらこんなに賢くAIを切り替えることができるのでしょうか?)

ヴィルカス班は、時々落ちてくるストームコールの落雷と、フォースウォーン達の威嚇射撃を避けながら…上り坂を全力疾走で駆け上がる!

アシ「うおっ!矢を放ってきやがった!!…ここは俺の“速攻”で…」

ヴィ「いや、彼らには構うな!突破することだけを考えろ!!」

 

ヴィ「このまま一気に頂上を目指すぞ!!」 アシ&セレ「よし!」

最上部の玉座には…強力なBOSS『フォースウォーン・ブライアーハート』が待ち構えていました!

アシ「ハァ…なんとか…辿りついた…!」

(シャキキキン!!×3)

ボス「ほぅ…英雄気取りのご登場か?ここまで生きて登って来られる奴がいたとはな……何の用だ、悪しきノルド!」

 

ヴィ「少々、威勢の良い挨拶で申し訳なかったが…門前払いは免れないと判断したのでな。…単刀直入に尋ねる!赤鷲の伝説に関して教えてくれ!!」

アシ「(おいおい…ヴィルカス…ご自慢の“イスグラモルの知性”は一体どこへいっちまったんだ??…これじゃ『ファルカス』の交渉と大差ないぞ……汗)」

ボス「余所者がそんな事を知る必要はない!俺を誰だと思っている?次の“リーチの支配者”に向かって生意気な……消・え・ろ!!!」

階段の下から追いついたフォースウォーンの部下が迫り来る!

アシ「ウォォオ!…(ボボオォン!)……燃 え て い るーーー!!!」

 

ボス「(シュシュン×2!)丁度良い。貴様らの心臓もハグレイヴンに捧げてやる…リーチの自由のために、死ね!!!」

(ボボボボォォォ…!) アシ「オラァ!」

アシスは能力を発動して、何とかフォースウォーンの部下二名を食い止めましたが……

 

アシ「(…二刀流か…!?手数が多すぎて…盾で攻撃を防ぎきれん!コイツ……速い!!)」

(ガガガッ………ボキィン!!!)

アシ「ぶああぁっ!!…も、やめてくれ…降参するぅ……!」

ブライアーハートは、まさに鬼神…!一発で100以上のダメージを連続で叩き込んできました。『先人の憤怒』を以ってしても……無情にも膝をつき、鎮火していくアシス。

次の獲物、ヴィルカスに狙いを定め、斬りかかるボス!……その時―――――

(パシュッ!!!)

ボス「はぐあ゛…!!!(ジリジリ×2)」

 

セレディルさんが一瞬の隙をつき、ブライアーハートを射貫く!事前に『麻痺』を付呪した弓を彼女に渡しておいたのでした。嵐で視界が悪い中…上手く相手との距離を保ち、クイックショットで素早く矢をつがえて背中のあたりに射る!…狩りで鍛えられた弓使いの精度には目を見張るものがあります。

(…タタタン!)

ヴィルカスは、フォースウォーンのボスを飛び越え……

 

祭壇に置かれていた『赤鷲の儀式』に関する記録を発見しました。そして―――

ヴィ「すまないな…お前らの目的を妨げるつもりも、フォースウォーンと敵対するつもりもない。同胞団は中立だ……ただ戦士として、忠告しておく。無差別な暴虐を繰り返す事に意義はあるのか?…何と戦うべきかをその目で見極めるんだ……!」

 

「…剣は、賢い戦士の手元にあるべきだ。」

ボス「(ぐぅ…!身体が…)フォッ!!?」

(スッ!!)

 

―――同胞団は『赤鷲の憤怒』を手に入れた!!

ボス「(プルプル…)クソッ、こんなの…おのれ忌まわしきノルドォォ~…!!“本当の敵”は…貴様らじゃァァァーー!!!」

セレ「ドヴァキン姉さん!!(ヒュッ…!)」

 

ドヴァ女「(セレディルからの“弓の合図”!)…わかったわ。」

「ロク… ヴァー …… コール !!!」

(ドパァーーン!!)

 

ドヴァキン女さんは、セレディルさんの“合図”を受け取り、『晴天の空』のシャウトでストームコールを晴らします(超かっこいい…)。―――遠くでフォースウォーンの集団を食い止めていたドヴァキン男さんにも、きっと伝わっているはず……!

 

ドヴァ男「風向きが変わった……これは…“退却の合図”だ…!!」

ヴィ「総員、撤退!!!!(ダダダッ!)」

アシ「すごいぞ…嵐が……晴れていく!」 セレ「さすが姐さん…」

 

ボス「…まっ、待て~~~ゴルァ!!」

 

アシ「“麻痺”でスリ盗るとは…謀ったな!(自分自身と俺は囮だったという訳か…!)」

ヴィ「スリではなく“回収”さ。あいつも『ブライアハートの方を取られなくて良かった』と安堵している事だろう…。彼らをできるだけ傷つけずに目的を達成できたのは、皆の連携のおかげだ!」

アシ「お前は、実はダークエルフよりも黒い……ダークノルドだ…(汗)」

―――ドヴァキン班と合流し、敵を巻いて…とにかく逃げる!!

ヴィ「皆、無事着いて来……ああ゛っ!!(こんなところに石がッ!)」

 

アシ「詰めは甘いんだな…(汗)」

こうして…同胞団withSLFは、『伝説の剣・赤鷲の憤怒』と共に『赤鷲の情報』をなんとか入手した!?のであった―――


…つづく!!

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