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耐性とは…何なんだ?⑨ ~【自飲実験Ⅱ】~

※この実験は筆者自身も未知の内容を多く含みます。ココが違う!こんなケースもあった!という発見がありましたら、是非教えてください! byファル粕



『自飲実験』はさらに続く―――

【Case 5:Resist系の同時服用】

自然回復停止Mod:ON
ポーション:耐火の水薬×4、耐火の秘薬×1、耐火の霊薬×1(耐火の水薬が30%、秘薬が40%、霊薬が50%の炎耐性が60秒間生じる)
実験方法:プレイヤーが炎減衰の首飾り(炎耐性30%)を装備し、薬を服用。getav fireresistで現在の炎耐性を調べる。ファイアボルトを受け、ダメージを測定→ダメージカット率を算出。

ファ「またコレか…。せっかく身体が癒えたというのに…。まぁ、この首飾りを貰えるんなら話は別だが。……さぁ、来いよ!(ゴクッ×2)」

弟子「ファイアボルト!!」 ファ「ああ゛ーっ!」

 

弟子「首飾りを付けてもらったのは、薬の効果がエンチャントの効果とどのように作用し合うかを確認するためだ。検証の結果…独立しているが、属性耐性同士の効果は単純に『加算』されることが分かった。」

「詳細だが、水薬1本の時は60%、水薬+水薬でも60%、水薬+秘薬では70%という結果になった。首飾りの分を差し引くと…やはり片方の、強い効力を持つものしか発揮されていない。水薬+秘薬は100%になるという期待もあったのだが…そんなに都合良くはいかないみたいだな。Resist系の効き方もFortify系とそっくりだ。これも耐性値を『上昇』させるものだから、Fortify系の一種なのだろう…。同じ効力の薬やより強い薬と同時服用しても、重ねがけはできなかった。」

「耐性実験の追試として…念のため、炎抑制の首飾り(炎耐性50%)を装備してから、秘薬(炎耐性50%)を1本飲んでみてくれ。ポーションによる上乗せで、炎耐性は100%になっているはずだが…」

(ボボォッ…!!)
 

ファ「…熱っ!やはり、薬で増強しても俺(プレイヤー)は耐性85%が限界なのか…」

弟子「市販の薬では、属性耐性が20~50、魔法耐性が10~25アップするものが流通している。高い付呪効果の付いた装備を作るのは大変だから、付呪スキルが低い序盤は…薬を併用し、一気にブーストして防ぐのが良いかもしれないな。」

【Case 6:特殊状態系の同時服用】

効果時間が等しい時>

自然回復停止Mod:ON
ポーション:透明化の薬(大)×2(40秒間、透明になる)
実験方法:プレイヤーが薬を服用してその状態を観察し、効果を確認。

ファ「この薬は…味は独特だが、面白いから好きだ!(一体どんな素材から作られてるんだろう…)」

(グビッ×2……スッ…)
 
数十秒後―――

(…シュパーン!)

ファ「またやっちまった…!『一気飲み』したら、一本使った時と変わらなかったよ(汗)」

「でも、2本を『ずらし飲み』した場合は、延長されるんだな!」

弟子「『透明化薬』は一種のDuration系の薬と考えられる。しかし、効力が『固定』なので、『効果時間』が2本目を服用した時点でリセットされる。透明化の薬(大)を飲んで10秒後に2本目を飲むと、そこからまた40秒間のカウントダウンが始まる。つまり、Fortify系と非常に近い作用機構を持っているが、若干異なる。このタイプのポーションは同様に『一気飲みすると、無駄になる』ので注意しよう。」

効果時間に差がある時>

自然回復停止Mod:ON
ポーション:透明化の薬(小)×1、(大)×1(小が20秒間、大が40秒間、透明になる)
実験方法:プレイヤーが薬を服用してその状態を観察し、効果を確認。

(シュパーン!!)
 

ファ「よしッ!(小)→(大)の時は、上手く持続時間を延長できた!」

「(大)→(小)の時だが…今までのケースと違ってるな。効果に差がある場合は『ずらし飲み』することで何かしらのメリットがあったはずなのに…無駄になってしまったぞ!」

弟子「Fortify系とは異なり、特殊状態系は効果の強弱が『効力』ではなく『効果時間』になっていることを注意しなければならない。この場合、飲む順番を間違えると…損してしまうんだ。さっきのケースで『一気飲み』は無駄だと分かってるだろうから、『ずらし飲み』について考えてみると、目的は効果時間の延長だ。例えば…(小)を飲んでから10秒後に(大)を飲むと、透明化時間の合計は50秒。しかし、(大)を飲んでから10秒後に(小)を飲むと、透明化時間の合計は40秒となり時間は延長されず、(小)が完全に無駄になってしまう。野菜スープ(Linger系)の時に考えたように、やはりこれも『独立並行型』であり、飲んだ時から別々に時間がカウントされていく。(大)の効果時間が完了してから(小)の効果時間が追加されるようなことはないんだ…。」

ファ「ん~そうか…『ずらし飲み』でも『飲む順番』を間違えるだけで無駄になってしまうことがあるんだな。錬金術は奥が深いな!」

弟子「このポーションを活かす方法だが、『ずらし飲み』の一種のテクニックとして、ポーションの効果時間をギリギリまで使い切り、切れる直前に2本目を飲む、継ぎ飲み』が有効だ!今までのケースのように『効果時間』が一定だったポーションは、状況に応じて薬の強弱を使い分けながら、『ずらし飲み』できるタイミングの選択肢が幅広かったが……特殊状態薬の同時服用に限り、『継ぎ飲み』をしないと非効率な運用になってしまうだろう。基本的には『特殊状態系の同時服用は、弱→強の順に使う』のが安全、と言えよう!」

ファ「フムフム…。この系統のポーションは珍しいよな!『透明化の薬』『海探の薬』だけ覚えとけば…何とかなりそうだ!!『透明化の薬』は継ぎ飲みしておけば、一瞬解除されて気付かれてしまう心配がなくなるな。『海探の薬』の継ぎ飲みは、長時間潜水して探索する時に向いてそうだ!…息継ぎをしに水面に上がると、敵が待ち構えてる状況を避けるのに便利だよな!どちらも途切れないように何本か続けて使うことが多いから…これで上手く節約できそうだ。」

弟子「我々フォロワーは、高い遊泳技術があり、水の中では溺れることはないが…水面への息継ぎは必要なんだ…。(もし『海探の薬』を飲めたらなぁ…)」

「……それにしても、目覚ましい成長だな!ついに、イスグラモルの知性とやらを獲得したのか?」

ファ「賢く思われないこともある。そんな時は拳をお見舞いしてやるがな。(ピキピキ…)」

弟子「助けてくれ!!」

【Case 7:自作薬との同時服用】

(ゴトッ…)
 

ファ「これは…錬金術で調合した薬じゃないか。そういえば、自作薬との相性はどうなんだ…?」

弟子「市販の薬は主に効果時間が統一されているが、自作薬は…錬金素材の組み合わせ、錬金術Perk、スキルレベル、エンチャント防具に応じて『効力』と『効果時間』がまちまちになる場合がほとんどだ。Case1~6で得られた知識を元に、有効な使い方を調合した薬ごとに考えて飲まなければならない。」

「効果が2つ以上になってくると、やや複雑に感じるが…基本的には同一の系統に着目して、①『Restore系とLinger系以外は効果が重ねがけされない』、②『効力の強い方が現れる』、③『継続的に作用する薬は独立並行する』、④『効果時間が異なる場合は順番に注意』ということから考えれば、一気飲みか、ずらし飲みか、継ぎ飲みか、どちらを先に飲むべきか、といった同時服用時の要素を判断できるだろう。」

【Case 8:料理と薬の同時服用】

自然回復停止Mod:OFF
ポーション:賢者の薬×1(300秒間、マジカの回復が50%早くなる)、エルスウェーアフォンデュ×1(720秒間、マジカの回復が25%早くなる&マジカが100pt上昇)
実験方法:forceavでプレイヤーの最大ゲージを10000に設定。ここからdamageavでマジカを0まで下げ(あと10000pt回復できる状態)、任意のポーションを摂取。1分間そのまま待機し、回復率を求める。

弟子「今回は敢えて『効力』と『効果時間』の強弱が逆の異種ポーションを、同時に摂取してもらって様子を見ることにした。マジカ回復率に着目しみよう…果たして、何が優先されるのか?」

ファ「料理と薬を同時に飲むなんて…妙な感じだな。」

弟子「エルスウェーアフォンデュは旨いぞ!…私の大好物だ。」

 
(ズズズズッ……。「!!!」)

ファ「…な、なんだこれはッ!?みるみる内に頭が冴えてくるぞ…!」

弟子「なんと興味深い…!!優先うんぬんの話ではなかった…(驚)『料理の持つ効果と薬の持つ効果は、重ねがけ可能』だ!」

「概算だが…同時に摂取すると、賢者の薬のみの回復量を1.25倍した程度回復していたから…おそらく耐性の併用と考え方は同じだろう。『薬でアップさせた値を料理でさらにアップさせた値』になる計算だ。」

「UI上でも別々の表示になっていた…!スカイリム上での効果は『マジカを回復(回復率)』という同じ値に影響するものだが…MagicEffectに着目した場合、賢者の薬が『AlchFortifyMagickaRate』、エルスウェーアフォンデュが『FoodFortifyMagickaRate』になっていることが、この結果に影響したのか?」

「本来ならば、Rate系の効果は弱い方がマスクされて強い方が出るはずだが…このように異なるMagicEffectが設定されているケースに限り、重複することができるのだろう。」

「極めて珍しいケースだ…。今のところ分かるものでは、エルスウェーアフォンデュの『マジカ上昇』と『マジカを回復』ビーフシチューの『スタミナ上昇』だけが、薬と併用することで重複できるようだ。中でもフォンデュのマジカ回復率アップは、魔術師にとって(飲むことができればの話だが…)最強クラスの同時服用効果と言えよう。」

ファ「フォンデュを飲んで、賢者の薬も飲んで、パワー『高貴な生まれ』を発動したハイエルフが一体どれくらいの速さで回復できるのか…一度見てみたいよ。」

黒エルフ「お望みとあらば…!(クククッ…)」

ファ&弟子「ヒィーーッッ!!(恐怖)」

 

…こうして、様々なポーションを飲み合わせる『自飲実験』が繰り返され……



―――数時間後。

ファ「ウプッ…!!(ガクッ……)」

 

「さすがに…これ以上は、ポーション酔いしそうだ。」

弟子「もう充分だ、ファルカス!…よく頑張ってくれた……!!こんなに大量のポーションを摂取するなんて…君にしかできない実験だったよ…!今度は我々フォロワーが頑張る番だ。」

ファ「イスミールの髭にかけて、『美食家』にでもなった気分だったよ…!」

弟子「白エルフ君…優秀なシェフとして、耐性実験の汚名を見事に返上したな!…姉妹達のサポートにも感謝している。今日はこの部屋にある寝室か、居住区に移動して…各自、休息をとっておいてくれ。明日の朝、バルコニーへ集合だ。」

ファ「次に備えてもっと鍛練しておくよ。」

……つづく

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