しばらくの間、プレイヤーがひょんなことから
不運に見舞われ…テストプレイの旅が中断していましたが、ようやく再開です。プレイキャラクター「道化エルフ」は、フォロワー「アシス」が起こした騒動によって、その責任を取らされることになり…ソリチュード監獄で7日間(最長)の“おつとめ”を果たして無事帰ってきました! その間、アシス達も彼らなりに苦労したようです…。獄中生活では、そこでしか知り得ない貴重な体験や新情報を入手することができ、
【スカイリムの犯罪シリーズ】として、逆に充実した小休止となりました。
同胞団「いよいよ…
“サルモール大使館・潜入作戦”、再開だな!!!」
ここから一気に「ブレイズ入隊」まで進めてしまおうと思っていましたが、またしても…途中で面白い出来事に遭遇してしまったので、新たに一章を追加する運びとなりました。今回は、メインクエストの中の一幕、
『サルモール大使館~晩餐会編~』!…と題し、フォロワー達と共にパーティーを堪能しながら、テストプレイを行います。
【MQ201:「外交特権」再開~晩餐会】
QuestStageの多さが示しているように、MQ201:「外交特権」は、色々な仕掛けと豊富なイベントが組み込まれていて、非常に濃い内容になっておりました。この機会を逃すのは実に惜しい…!ということで、「お楽しみプレイ>>>テストプレイ」になってしまいますが…クエストを思いっきり楽しみたいと思います。
―――ソリチュードの宿屋「ウィンキング・スキーヴァー」―――
作戦の協力者「マルボーン」の居る酒場に再集結し、ワインを飲みながら互いに恨み節を言い合う同胞団。
“サルモール大使館”への潜入前に、彼に
持ち込むアイテムを預けられるらしいので、とりあえず「自分を含めた各フォロワーの武器を持って行ってもらおう」と、武器欄の先頭にあるアイテム一つ渡した後に、誤ってTabキーを押してしまいました…(涙) マルボーンとの会話が一瞬で終了。そそくさと立ち去り、以降アイテムを預けることができなくなりました。
道化エルフ「ちょ…待って、マルボーンのアニキ!…まだなんですヨ!!潜入の前に預けておきたいものが、まだここにィ!!…アニキェェェ~!!?(渡す
チャンスは一度きりだったのか…というか、あんた…一体何しにココへ来た!?…汗)」
ソリチュードの馬屋で、デルフィンと落ち合いました。…彼女曰く、「そんな服装では大使館に入れない」ということで、街に戻ってフォロワー達とショッピングを楽しみます。
確かに…戦士系装備でファッション関係に疎そうな、同胞団の格好はとてもパーティー向きとは言えません。アクセサリを身に着けている人も見たことがありませんし…。
―――レディアント装具店―――
道化エルフ「!!!(この人の髪型…私の帽子と形がとても良く似テいる…)」
「お嬢サン…なんと美しい方なのダ!…あなたのその金色の髪が揺れるたびに私の心は―――//」
アシス「//―――スカイリムで一番の装具店と言えど、どうやらお前が被ってる…道化じみた“ツインテール”の衣装は扱っていないようだ!…晩餐会でその“変な形の帽子”だけは被るなよ。間違いなく余所者だとバレるからな…」
道化エルフ「・・・。(本当に女性に対して、デリカシーの欠片も無い男だ…。このままじゃ
結婚できないゾ、アシス…)」
フォロワー達の潜入用の衣装も一括購入。アシスだけは…逃走中にダンマーの“コネ”を使って、リフテンの“ブラン・シェイ”から、この日のために“ソルスセイム製の衣装”を特注していたようです。ターリエさんからは、話術のPerk『魅力』により、良心的な価格で譲っていただきました。
デルフィンがチャーターした専用の馬車で、“サルモール大使館”へ。彼女は計画を立てただけで、着いて来ないようです。(サルモール派閥にとって“指名手配犯”のようなので…汗)
―――サルモール大使館・入場―――
折角、潜入用の衣装を着て皆でパーティーを楽しむべく、意気揚々と会場まで到着したのは良かったものの…招待状を見せても
フォロワー達は中に入れず、締め出されてしまいました…(招待状は一枚だから?…涙) 同じく遅れて到着した、酒乱の「ラゼラン」さんは普通に入場していたので、NPCだから通れないという訳では無さそうです。衣装代も奮発したのに、門前払いとは…何とか入れて貰えないものでしょうか?
CKで確認すると…会場の扉には、
「ある特定の3つのFactionのいずれかに所属しているActor」しかActivateできないScriptが仕込まれていました。(この類の仕掛け、多いみたいです…)
その3つとは…
「MQ201PartyGuestFaction」、
「ThalmorFaction」、
「MQMalbornFaction」です。
<フォロワーと一緒に晩餐会を楽しむ方法>
フォロワーが“サルモールやマルボーン”になってしまうのは流石に…どう考えても不自然すぎるので、「MQ201PartyGuestFaction」に加入させます。フォロワーをターゲティングし、コンソールで「addfac 665e6 0」と入力するだけでOK。潜入し終えたら、「removefromfaction 665e6」を入力して、早々に派閥から脱退させた方が良さそうです。
―――サルモール大使館・晩餐会―――
随分前にプレイした記憶では、違ったメンバーでもう少し人数も多かった気がしますが…今回は、「同胞団クエスト」と「メインクエスト」しか手を付けていないので、招待客があまり集まらなかったのかもしれません。クエストの進行状況によって、参加する人々が変わってくるシステムは、大変興味深い仕掛けです。
<パーティで見かけた著名人>
サルモール第一特使・エレンウェン、サルモール司法高官・オンドルマール、リフテンの支配者・メイビン、東帝都社高官・ラゼラン、ソリチュード従士・エリクール、モーサル首長・イドグロッド、吟遊詩人・イルディ
いつもは緊張しながら、たった一人で晩餐会に向かっていたので…フォロワーも参加するパーティーは、初めてです!おそらく、CK作業をしていなかった頃には…こんな楽しいことができるとは、想像もつかなかったと思います。
―――ここからは、プレイヤーを含め…各フォロワーの視点でパーティーを存分に楽しんでみたいと思います!!…以下しょうもないコントになりますが、『潜入物語・四部作』を是非とも、ご覧ください。
【インチキ宮廷道化師・道化エルフ】
「パーティーの服と靴」を無理やり着せられた(そうしないと入場できない)、プレイヤー・道化エルフ。不服そうな表情…ちょっと“ナゼーム”のようでした。パーティー会場では、
プレイヤーの持ち物や行動は制限されており…武器類の持ち込み、Rキー(抜刀)、Zキー(シャウト)を含めた“暴力行為”を一切行えなくなっています。
マルボーンに装備を預けるのを失敗したため、代わりにフォロワーのアシスに預かって貰っていました。カウンターの隅で衣装を着替え直します。こちらが真の姿…!!心なしか、ハイテンションに。
祖国のヴァレンウッドを追われる前は、正真正銘の“宮廷道化師”をしていた設定なので…満を持して!道化業の再開です。「イルディ」さんのフルートの音に合わせて、壺の上でオドけながら踊ります(ゴロ×2&トゥルットゥー♪)。…唖然とする観衆達。イドグロッド首長だけには…ウケが良く、喜んでいただけたようです。
道化エルフ「ケヒャヒャ…!実に、実に楽シイ!!人々の歓声や驚嘆は、道化師にとって…何物にも代えがたい、快楽の時間♪ ―――人々の奇声や戦慄もまた、道化師にとって…無くてはならない、混沌の時間♪…ケケケ……あなたも、そう思わナイか?」
―――普段は“道化役”を買って出てくれる酒乱の「ラゼラン」さんが、今回は物足りなさそうに…一人で“コロヴィアン・ブランデー”を飲んでいました。
いつものラゼランさん。
彼はなぜ…身の危険を顧みずに、簡単にこんなことを引き受けてくれるのでしょうか。
道化エルフ「・・・。(…ああ、この人も一種の“異常者”かァ…納得。)」
【必殺給仕人・ハドリア】
「(給仕の)服」を着て、“ウェイトレス”として潜入を果たしたハドリア。
すると、ソリチュードの“プレイボーイ”こと「エリクール」にしつこく付きまとわれる、同じく女給の「ブレラス」さんを発見。
始まる前から、既に終わっている恋もある…(哀)。彼女にその気は無く、勝手に袖にされたと思い込んだエリクールは激怒。腹いせに濡れ衣を着せて、サルモール兵に尋問室へと連行させました。
そのあまりに卑劣な行いを耳にしたハドリアは、エリクールを誘惑し、会場の死角に呼び出します。そして―――
ハドリア「(トントン…♪……グサッ!!!)」
エリクール「(アヘアヘ…♪)…ああ゛~っ!!?」
ハドリア「肉を突き刺すための“食器”をご所望でしたね?…はい、ただいま。―――あら?大変…!!随分、酔われていらしたようですね。(…ズボッ)」
持っていた給仕用の「フォーク」で、誰にも気づかれずに急所を一突きに。“スケベ大魔王”は、テーブルに置かれたスローターフィッシュ料理の皿をひっくり返しながら、ずるずると崩れ落ちる。ハドリアは、アシス同様
「片手武器の扱い」に長けているのです。
(ポイッ…)
エリクールは、“別の意味”で―――昇天した。
【毒料理の鉄人・スレン=ドラ】
「料理人のチュニックと帽子」で、ブラックマーシュ出身の“腕利きシェフ”と偽り、会場の奥の厨房に忍び込んだスレン=ドラ。
調理室には、カジートの料理人「ツァヴァーニ」さんが居ました。彼女も獣人族。スカイリムでは、常に裏方として…表舞台に出られない宿命を背負って生きているのかもしれません。どの道、姿を眩ます“偽シェフ”をやってる“不法侵入者”なので、全ての罪は自分のせいにして構わないという約束を交わします。
スレンドラ「やぁ!お嬢さん、疲れているみたいだな。もしよかったら、リラックスできる“ブツ”があるんだが…」
しかも、
アシスの目を盗んで収集してきた「スクゥーマ・コレクション」を目の前にちらつかせます(外道…)。彼女が“ムーンシュガー狂”だったということもあり、二人は意気投合。無事に信用を得られ、一緒に
「毒料理」を作成。
※毒料理は、UNI_SL様の
『Cooking Ingredients』というModを使用。ブログのストーリーとは、実際の効果が異なりますが、大変面白い効果を持つおいしそうな料理が、複数追加されます。
日頃、ツァヴァーニさんを扱き使っている、サルモール達に喰わせます。
スレンドラ「こちらは、サプライズ用の新作料理、
“ポタージュ・ル・マグニフィーク”でございます。エレンウェン様にお出しできる風味に仕上がっているかの、確認をして頂きたい。さぁ、遠慮せずに…お召し上がり下さい!」
…数秒後。 サルモール兵士「(ゴフッ…!!?)」
スレンドラ「なんということだッ…!私としたことが…エルフの体質に合わない素材が含まれていたようです。お客様、お料理をただちに作り直させて頂きます!」
―――
『収集AI』で会場に元々置いてあった全ての料理を、ちゃっかり…インベントリに回収します。
オンドルマール「おい、貴様…!!―――ここはお前の居る場所じゃない。一体、何を企んでいる?…まぁ良いだろう。いずれにせよ、もう手遅れだ。大使館はスカイリムにおける、我が“サルモールの領域”だということを、承知の上での行為ならばな!……んん?」
(ギクッ…!!?)
スレンドラ「・・・。(一人だけ毒が効かない奴がいたとは…。コイツにも同じ料理を出してしまったのは…手痛い失敗だった。その上、会場内の異変に感付き…こちらに不信感を抱いてしまっている。かなり手強い相手だ…!)」
【テルヴァンニ家のエセ特使・アシス】
豪華な装飾品と「テルヴァンニ家のローブ」を身に纏い、“モロウインド”からやってきた貴族に扮し、堂々と正面突破したアシス。
アシス「ふんふん。(ブラン・シェイからの“借用品”だが…返すのが惜しい代物だ…)」
荒廃した土地と言えど、常にビジネスのチャンスを伺う権力者たちにとって、未開の地から来た特使は、物珍しい商売相手に。「メイビン」、「イドグロッド首長」、「エレンウェン大使」が近くに来ました。
アシス「さぁて…紳士淑女の皆様、お立合い!この何の変哲も無い石が持つ…無限の可能性の話をおひとつ、小耳に挟んでおいて損は無い―――」
おもむろにポケットから魂石を取出し、口上を始める…!!
アシス「―――我々には、種族や土地を含め…先祖から受け継がれし、豊富な熱エネルギーの恩恵がある。それを魔力に変換し、魂石に込める“付呪エネルギー産業”に応用できれば…莫大な資源と富を得たも同然という訳だ!(…とか何とか、以前に“例の魔術師”が言ってたっけな…汗)」
一気に会場の注目を集めたアシスだったが、想定外の横槍を入れられることに…。
(ドガァン…バリリッ!!) アシス「!!!(スッ……)」
オンドルマール「どけ…!忍び込んだトカゲを塵にする必要がある。…邪魔をする気か、ダークエルフ?」
アシス「おやおや…こういった場で、他人の些細な不手際を執拗に咎めるとは、いただけないな?―――料理にせよ人間にせよ、それ自体がいかに高級な存在とて…器の小ささばかりが目立ってしまっては台無しだ。…そう思わないか、アルトマーの御方。」
オンドルマール「貴様のその態度、実に不愉快で気に入らんな。先程から、耳障りな言葉を並べ立てているが…ダンマーごときが扱えるマジカなど、単なる虚栄!!我々ハイエルフの足元にも及ばない域に過ぎん。―――そして、異端者として死ぬのだ!」
アシス「ならば…少しだけ教えてやろう!(…ガシッ!!)」
「発火!!!(ボボォン!!)」
アシスは、
『先人の憤怒』を至近距離で発動!!爆風の勢いに押し負かされ、吹き飛ばされるオンドルマール。彼は…重要な社交界の場で、大恥をかかされてしまいました。
アシス「“エルフでさえ、ノルドの心を持って生まれてくる”。かつて、私にそう教えてくれた同志が居た…。この炎の灰になりたくなければ―――地平線の彼方まで逃げるんだな。」
オンドルマール「…ヒュウ!(覚えていろ…!今日の借りは後日、必ず返させてもらうぞ!!タロス崇拝者根絶の前に、この忌々しいダンマーを最優先で消し去る“死刑執行命令書”を出してやる!……シャカシャカ…)」
―――アシスは部下を窮地から救った代償として…強大な組織に、恨みを買ってしまったのであった。
こうしてそれぞれの活躍により…会場を見張る邪魔なサルモール兵を減らすと同時に、招待客の注意を逸らし、マルボーンの案内で奥の部屋へ。預かって貰っていたアイテムを受け取ります。
道化エルフ「さすがアニキ…!唯一持ってきてくれたアイテムは、コレだったんだネ…♪」
UIの“名前ソート機能”により、武器の先頭に来ていた文字は「ウ」。―――
「ウースラド」です!!! まさかの胸アツ展開に大興奮! しかし、道化エルフも「エルフ種族」のため、この戦斧に触れるのはいささか危険なのではないか?という疑問がありますが…フォロワーに背中を任せ、とにかく今は前だけを見て進もうと思います。…いや、やっぱり逆にしよう…(^^;)
…つづく。