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自作Modのテストプレイ⑤

自作Modの挙動の確認というよりも…前回の『人質解放編』では、キャラクターの「変装」を楽しめました!フォロワー達は、「ロード画面をはさむ」と時々、インベントリ内の装備に応じて、着替えてくれることがあるようなのですが…自主的に行うことは稀です。プレイヤーが手渡さない限り、大抵は初期装備のままなので…バニラのシステムには、やや物足り無さを感じざるを得ません。『スタイルチェンジ・システム』によって、“武器”の持ち替えは促せるようになったので、「“防具”も着替えられるようになったら良いのに…」という、叶わぬ願望があります。防具を着替えさせるのには、武器の持ち替えの方法を適応できないため、別の新しい創意工夫が必要なようです。

久しぶりにプレイヤーのレベル上げをしてみました。『話術』スキルを重視するという、今までに全く行っていなかったプレイスタイルを試してみたのですが…これが結構、楽しい! 話術スキル「50」前後の値になって初めて、「説得」や「売買」の役に立つと感じられたので…『脱獄魔法』を実装する際には、このくらいの基準でスキル値の条件を付けるのが無難かな、と思っています。

メインクエストでは、“ロアマスター”・エズバーンとの出会いによって、本懐を遂げられそうな予感。たった2人にまで追い詰められてしまった「ブレイズ」という組織を立直すために、同胞団が全面的に協力します。ただスカイリムでは、クエストの見せ場で役割を全うした人たちは…その後は暇そうな人生を送るようになったり、元々クエストに絡む機会自体が少ない人が大勢いるので…“同胞団がブレイズを掛け持ちする”のは―――



―――なんだか、とても贅沢で欲張りな感じがして…気が引けます。テストプレイじゃなかったら、スカイリムの日陰で生きるNPC達に、「スカイ・ヘヴン聖堂で、僕とブレイズ!!(握手)」と、彼らに思いっきり活躍できる場を与えてあげたい。…そんなことを考えつつ、『ブレイズ入団編』を、お送りします。



【ラットウェイの人々を救う】

エズバーンを説得し、デルフィンの居場所まで護衛することになりました。我々がここに居る情報は、既にサルモールに嗅ぎつけられているため、次から次へと刺客が差し向けられてきます。リフテンに送り込まれる“名前ありのエージェント”には、大使館で見かけた「ギシュール」とカジート女の「シャヴァーリ」がいます。

道化エルフ「モタモタしてると、サルモールが来ちゃうヨ。袋のネズミになっちゃうヨ~。早く扉を開けるんダ、エズバーンのオジキ!!」



アシス「こらこら、老人を急かすな…!」

ラットウェイの人達は、攻撃的な性格(Aggression1以上)なので…クエスト関係でロケーションに踏み入った場合、ほぼ全員が敵対してきます。その結果、サルモール兵やエズバーンの手によって、彼らはソブンガルデに旅立つことになり…ラットウェイは“ただの薄暗い地下通路”になってしまいます。ちょっと寂しいので、彼らを生かしておく簡単な方法をご紹介します。(特に不具合は無いと思いますが、試される方はくれぐれも自己責任でお願いします!)

まず、「Setav Aggression 0」で対象の敵意の値を下げてやれば、大抵の相手は敵対しなくなります。既に敵対している場合は、「ResetAI」を先に打ってから実行すると良いです。サルモールの刺客の「ギシュール」だけは、敵対が「MQ201ThalmorCombatFaction」に由来しているため、上記の作業以外に「Removefromfaction 39f27」も入力しなければなりません。死んでいない状態で、エズバーンをリバーウッドまで送ると彼らは「Disable」されるので、「prid 39f24」というギシュールのRefIDを入力し、「Enable」してやります。刺客としての目的を失った彼は、サルモール大使館に帰ります。ギシュールには『物乞い属性』が付いているので、その後は「慈悲の贈り物」を受け取るのにも役立ちます(再び立ち寄る可能性は、無に等しいですが)。大使館の「ルリンディル」は生存していた場合、しばらく誰も居なくなった囚人の檻を一人寂しく、テーブルに座って一日中眺めていました…。



「シャヴァーリ」は、「Enable」するとリフテンの街に馴染んで暮らし始めるので、おススメです!―――プレイヤーはまだ良いとしても…運悪く不死身の老人、「エズバーン(不死属性)」に戦いを挑んでしまった時点で、彼らの末路は決まっているので…前もって別の人生を歩ませてあげるのも、良いような気がしています。



【MQ203:「アルドゥインの壁」開始~聖堂へ】

無事にリバーウッドへ到着し、デルフィンとの再会を喜んだエズバーン。博識な彼は…アルドゥインの伝承を記録した壁がある、“ブレイズの聖域”の在り処を掴んでいました。一行は、過去に聖域があったとされる場所、現代の“カーススパイアー”へと向かいます。

聖域に近づくと、付近の円墳から“フロスト・ドラゴン”が飛来…!! 偶然か、必然か?…行く手を阻まれます。



アシス&道化エルフ「冷(ヒェ)ェェェェエ…!!!…ううっ……」



道化エルフ「!!?(…動ける。身体が楽に…?)」



道化エルフ「ケケッ…珍しいなぁ?!…スレン、私のことも“癒してくれる”のかい?」

スレンドラ「早くドラゴンを地上に降ろさなきゃ…聖域に辿り着く前に皆、喰われておしまいだ。あんたがこの中じゃ一番、弓が得意なんだろ? しゃがんでないで…休まず矢を放て、元・“導き手”!!」


道化エルフ「―――それなら、仕方ないネ。(パシュッ!!)」

 

目の前でドラゴンを倒したことで、エズバーンの“お墨付き”を得られた同胞団。アシス達がハイフロスガー修行で体得したシャウト(自作)を使っていたので、同胞団の中に確実にドラゴンボーンがいると誤解を受けています…(汗)



【陸海空・分業型カスタムAI】

スレン=ドラは、『オールラウンダー』ともいうべき「カスタムAI」を持つ、器用なアルゴニアンです。アシス隊の中では、“最もAI製作に重点を置いたキャラ”でもあります。日常時には、「漁業AI」により、水中で“魚介類”を獲り、陸上では“食べ物”を集めるのが得意です。戦闘時の基本スタイルは「素手」&「爪」による『片手武器』スキルが生かせる、“近接攻撃”に突出しています。一方でその他の、「盾・弓術・両手武器・杖・シャウト」といったような…魔法以外の動作も、平凡にこなせます。

同胞団では数少ない「ヒーラー」としての役割も果たします。以前に、「隊員の3人が近くに集まっている時にだけ行う“特殊行動”を持つ」と述べましたが、その1つは「ヒーリング」です。しかし彼には…“専門の治癒師”ほどの優れた精度や技術は無く、トチることもしばしば。回復動作は…あくまでも戦闘のついでです。その上、“アシス隊のメンバーを第一に考える性格”なので…プレイヤーの回復は、ついでのついでです。回復対象は「同胞団に加入している事」を条件としているので、もしファルカスやアエラが参戦していたら、プレイヤーと同様に扱われます。派閥に属していない人は、プレイヤーに雇われていた仲間だとしても…見捨てます。う~む、中々に自由奔放。(チームメイトなら、誤爆による回復は可能)

また、「対空/対陸戦」の“切り替え式Package”を持っているのが、特徴です。ActorのDefaultAIに「Melee⇔Missile」の武器の持ち替えを任せた場合、シャウト使用の安定性が得られる反面…一部の魔法、特殊行動やヒーリング動作が行えなくなるため、その問題を回避する方法を考えて、この方法を採用しました。ドラゴンの“飛行時”は、仲間の回復を優先する『Supporter』の役割に徹し、その必要が無いタイミングにだけ、弓を持っていれば自ら攻撃を仕掛けます。ドラゴンの“着陸時”には、「素手」よりも威力の高い『爪』を使用し、より積極的に攻撃に参加します。その際にも、仲間が弱ると助けに回ります。回復精度は「着陸時>飛行時」となっており、飛んでいる敵に向けて弓を扱いながら、ヒーリング動作を安定性させるのには…やはり厳しい課題が残されています。

このように、「陸・海・空」のそれぞれの状況に反応できるように、対になる複数のConditionsの設定を組み合わせて『AIPackageの分業』を試みました。一番難しかったのは、「ヒーラー」+「対空/対陸戦」の条件設定でした。少しでも抜けがあると、AIによる行動の再現率がガクッと落ちてしまうためです。条件抜け防止策として…Defaultのスタイルにはなるべく縛りを設けず、マルチさを重視。OverrideListのPackageに指定する「CombatStyle」とActorの持つ「Weapon」に工夫を施すことによって、一時的にある種の戦い方に特化させ、武器の使い分けが可能になるようにしてみました。

文章にしてまとめると、非常に鋭敏な判断が行えるAIという印象になりがちですが、デメリットとしてPackageの切り替えに時間がかかる」側面もあります。「判断速度が鈍い」ところは、ポジティブに捉えると…アルゴニアンである彼の天然な性格、愛嬌を引き出しています。実際には、ドラゴン側にも着陸するまでにタイムラグがあるので…個人的には気にならない程度に感じます。



【MQ203:「アルドゥインの壁」聖堂発見~終了】

フォースウォーン達の猛襲を巻いて、“カーススパイアーの洞窟”へ到着。内部の遺跡を進んで行くと、“石碑のパズル”を発見しました。

道化エルフ「・・・。(謎すぎる…エズバーンのオジキとデルフィン姐さんは、我々よりも詳しいハズなのに、何故…自分達でやろうとせずに佇んでいる?…はッ!?まさか、罠が作動するコトを恐れ、あえて我々に?…キエェッ……こ、この手の作業は…脳筋のアシス達に、全てお任せしヨウ。)」



アシス「まぁ…指をくわえて見ててくれ、元祖ブレイズ。どんと来い、遺跡の仕掛け達よ! 頭脳派の戦士である俺たちは、こういう作業には…めっぽう強い。(ゴリゴリゴリ…×3)」

運が良いことに、特にトラップはありませんでした。無事に隠し通路を抜けた所は、先程のシンボルが無数に描かれた…見るからに怪しげな“床パネル”のある部屋へと続いていました。ここでも、先に渡れと言わんばかりの態度で、同胞団に道を譲るブレイズの2人。―――見てください、この表情を…!(※表情コンソール不使用)



道化エルフ「・・・。(またダ……なんという白々しさ!)」

―――先手を打つことにしました。

道化エルフ「フス…ロ、ダ!!!(ドォン……ズザザザザァッ…!)」


ブレイズ二名「(カチカチカチ…×10!!)…あああ゛っ!!?」

(ドゴゴゴゴゴォン!!!)

道化エルフ「キエッ…やはり罠だったか。一度目に偽物で油断させておいて、二度目には本物で確実に釣ろうとする考え方…長年、“サルモールの密偵に追われながら生き延びた”、二人の知恵を感じル。(ちょっと引くぐらい予想外の火力…汗)」

「しかし、こちとら伊達に…“冤罪だらけの道化人生”を歩んできちゃいナイ。」

(厳しい旅路の先には、ブレイズとして…これ以上に過酷な使命が待ってイルのだろう…。不死身のエズバーンのオジキと、無敵のデルフィン姐さんは…自ら体を張って、若手に“ブレイズ道”を示してくださっているのダ…この人たちには、まだまだ敵わないナ。)

道化エルフ「ウルド!(ダァーン…)」 



(ドゴゴゴゴゴォン!!!)

―――芸は身を助く。周りの事はお構いなしにパネルを踏みまくり、爆炎に焼かれる前に自分だけ駆け抜ける、道化エルフ。ブレイズの二人のような年の功はありませんが…“畜生道”にかけては、彼らを凌ぎます。“ドラゴンボーンの偽者”である道化エルフにとって、グレイビアードから教わった無意味なシャウト「揺るぎ無き力」「旋風の疾走」が…意外な場面で、活躍しました。

道化エルフ「!!!(あの巨顔の彫刻…私の顔に激似ジャないか…まさか?自分では気づいていなかったが…本物のドラゴンボーンの系譜を受け継ぐ血筋だったのか、私は…?)」



スカイ・ヘヴン聖堂の入口を発見しました。デルフィンの命令に従い、中央にある“血の印”と呼ばれる、アカヴィリのタイルに道化の血を垂らしたら…何故か、開門してしまいました。…そういえば、旅に出る前に“SLFのドヴァキン”さんと喧嘩して、その血がナイフについていたような気が、しなくもない……。(脳内補完)

スカイ・へヴン聖堂に到着。ものすごく…荘厳な場所です!!! しかも、かなりの敷地面積。過去のブレイズの栄華が想起されます。早速、アルドゥインの壁に描かれた壁画の意味を解読し始める、エズバーン。



このシーンが終了すると、Questが完了。デルフィンに話しかけると「新メンバーをブレイズに勧誘するための選択肢」が追加されました!



【フォロワーのブレイズ入団】

待ちに待った…フォロワー達の『ブレイズ入団』の時が、ついに訪れました!!

デルフィンに話しかけると、「ブレイズはこれで全員なのか?2人だけ?」という会話の選択肢が発生。導入している「フォロワー拡張Mod」の雇用状態からいったん解除し、デフォルトの方で雇用し直します。対話を終えた後に、再雇用したフォロワーを連れていくと、入団させるかどうか決められます。入団の心構えと誓約について説明し、人生を捧ぐ覚悟を確かめます。処理的には、同胞団としての派閥からは抜けず、「BladesFaction」が追加されるようです。(掛け持ちの状態)



アシス、ブレイズに正式入団。(キターーー!!)フォロワー自身にどのような変化が生じるのか?自作Modとの相性がどうなるのか?…非常に、心が高鳴る瞬間です!

アシスに話しかけてみました。すると、「新たな導き手は―――」等の、同胞団としての台詞は一切言わなくなり、「ブレイズ専用の台詞」を発するように変化しました。



入団直後は、見た目上の変化は見られないのですが…フォロワーが別のCellに移動すると…「ブレイズの装備一式」に着替えました。「元々の持ち物は保持」され、Actorの「Outfit」がそっくりブレイズのものに交換されるようです。



―――感無量。…あの怠慢だったアシスの、立派な姿を拝める日が来るなんて。ブレイズの一員になって、栄誉ある立場を獲得してくれた喜びがある反面…同胞団時代の見慣れた姿や言動から、すっかり凛々しい人物へと成長を遂げ…少しばかり寂しさも感じました。

でも、そんなことは言っていられません!“アルドゥイン”という強大な相手と戦うには、ブレイズにさらなる仲間の力が必要なのです!!…ここまで一緒に旅をしてくれた、スレン=ドラとハドリアの二人も、アシスと同様の手続きを踏み、“グランド・マスター”のデルフィンに、ブレイズ入団を許可してもらいました!

壁画の前で記念撮影。聖堂に到着したばかりの“旗揚げ時”と…



…“新生ブレイズ”、誕生の瞬間。



次のQuest【MQ204:「世界のノド」】を開始し、“アーンゲール師”に話しかけることで、スカイ・ヘヴン聖堂内の様々なマーカーがONになり、快適な空間へと様変わり。戻ってくるとデルフィンとエズバーンも「ブレイズの装備」に着替えるようです。プレイヤーが留守にしている間に、2人で広大な聖堂の内装をせっせとリフォームしていた様子を想像すると、「なんてパワフルな方々なんだ…」と、微笑ましい限りです。

それにしても、元祖ブレイズの凄まじいまでの“自信と執念”。「たった数名で世界を変えよう!共に戦おう!!」だなんて…この人達、その辺の若者よりも熱く、壮大なロマンとフロンティア精神を胸に秘めている。プレイキャラ・道化エルフも、柄にもなく「仲間(フォロワー)達とスゴいことを成し遂げようとしているんだ!!」と、しばらく沸き上がる興奮の余韻に浸っていました。すると、突然ある異変が―――

「!!?」

(クルッ!…スタスタスタ……)



―――アシス達が聖堂から、元来た道の方角へ歩きはじめました。

道化エルフ「キエエッ…? 待てアシス! 勝手に…どこへ行くつもりなんだヨ!!」



アシス「お前には腹立たしいところがあるが…幸いなことに口が達者だ。しばらく、デルフィンとエズバーンの前では…お前が“ドラゴンボーン”として上手く振る舞っておくんだ。…任せたぞ、同志。」

道化エルフ「はへッ?…どういう事なんダ??」

アシス「“ブレイズの栄誉ある肩書と装備一式”は、ありがたく受け取った。戦士としてのこの上ない喜びを与えてくれた2人には、心から感謝している。―――だが俺は、自分にとって…最も大切で馴染み深い、“ジョルバスクル”に帰ることにするよ。」

スレンドラ「俺も。」 ハドリア「私も。」

道化エルフ「……オイ!!…デ、デルフィンとの誓約を入団初日に破る気か~~!?(コイツら、貰うもんだけ貰っておいて…今後ブレイズの活動は、一切しないのかヨォッ~!!!)」



“新生ブレイズ”は再結成と同時に、即・解散。アシス隊の全員が『自作Questの優先度』による“AIの帰巣本能”に従い、到着したばかりの“スカイ・ヘヴン聖堂”を去り―――



(グビグビ×2……ぷはァ~ッ…)

アシス「大仕事の後のハチミツ酒!…やっぱり我が家が、一番落ち着くよな(笑)」


―――数日後、ホワイトランの“ジョルバスクル”へと帰還。彼らは…故郷に錦を飾り、これまで通りの日常生活を過ごし始めたのであった。

(…これはいけない。恐れていた事態が……)


…つづく。

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